Pi-starバージョンUP実施
2018.07.09
Pi-Starを3.4.15より3.4.16にアップデートを実施しました。
sudo pistar-update
sudo pistar-upgrade
何が変わったのかな?。

同時にZUMspot/JumboSpot/MMDVM HotSpotのファームもV1.3.7よりv1.4.0にアップ実施。
送受信バッファメモリの最適化で途切れ難くした??。

自分自身の使用環境で問題が無ければ急いでアップしなくてもよいと思います。
最近アップデートが頻繁にあり、また直ぐにアップが発生すると思いますので.....。

-------2018/07/10-----------------
新ファームV1.4.1が出たようです。
予想通りの結果です。
v1.4.0でしばらく様子見します。
2018.07.09 20:01 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
MODEM基板スペクトラム
2018.06.11
中華製MMDVM MODEM基板とFT-7800の組合せに於いてDMRモード時のスペクトラムを測定してみました。
測定はUSBワンセグTVチューナ+SDR#を簡易スペアナとして利用、Pi-Starに組込まれているMMDVMCalを起動して行いました。

下の画像の通り12本位の信号が出ていました。他のサイトを参照すればこの波形でOK??の様です。
DMRでの通信試験はしていませんがちゃんと信号が出ていますのOK??と思います。





-------------MMDVMCalスペクトラムを測定手順メモ---------------------
TeraTerm等でssh接続
以下のコマンドを一括で貼付けMMDVM関係のソフトを停止する。
#------------------------------------------
rpi-rw
sudo systemctl stop pistar-watchdog.timer
sudo systemctl stop pistar-watchdog.service
sudo systemctl stop mmdvmhost.timer
sudo systemctl stop mmdvmhost.service
sleep 3
sudo killall MMDVMHost
sudo killall MMDVMHost_NoOLED
sudo killall MMDVMHost_Adafruit
#------------------------------------------

上記を実行後
MMDVMCal /dev/ttyAMA0 でMMDVMCalを起動
D をキーボードより入力してDMR Deviation Mode (Set to 2.75Khz Deviation)を選択する。
スペース を押すと送信、再度押すと送信が停止する。
送信状態でスペクトラムを測定、12本位??の信号が正常に観測されるか確認する。

----6/15 追記-------------------------------------------------------------------
スペクトラム中央の信号(画像では赤ラインのところ)が一番下がる様にT(t)にてTXLevel調整、その値をExpertのMMDVMHost設定Modem項DMRTXLevelに設定するとDMR受信(ノード機FT-7800-->MD380)は受信出来ました。しかしDMRTXLevelは非常にシビアでした。

FT-7800はTCXOではなくFズレ等による不安定要素があり中華製modemとのコンピではDMRの運用はしない方が良いと考えます。Fズレはメーカ調整用アライメントモードで調整は可能ですが温度等に変動する可能性があります。
もったいないですが本格運用するにTCXOの固定機、デジタル機を利用した方が良いかも?。
FT-7800でもYSFは送受信とも十分にマージンが有りOKでした。




2018.06.11 21:27 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
MMDVM MODEM基板到着
2018.06.10
ebayに注文していた中華製のMMDVM MODEMが到着しましたのでRaspberryPi2(Pi-Star)+MMDVM MODEM+FT7800の組合せで実験してみました。

ケーブルはPS2マウス/キーボード延長ケーブルを切断して片方にピンヘッダーメスを付けました。
(6ピンMiniDinオス<-->ピンヘッダーメス)

DATA端子のPTT -------------- MODEM基板のPTT(3)
DATA端子のDATA IN -------------- MODEM基板のTX(5)
DATA端子のDATA OUT(9600bps) -------- MODEM基板のRX(6)
DATA端子のGND -------------- MODEM基板のGND(9or10)

上記の通りFT-7800の6ピンMiniDin DATA端子(パケット端子)とMODEM基板を4本で接続


FT-7800の設定はパケット速度を9600bps、送信はWIDEモードに設定しておきます。

MODEM基板のRXレベル調整ボリュームは中央、TX調整ボリュームは最大(左回り一杯)で仮調整しました。

Pi-Starの設定でModemタイプは「ZUM Radio-MMDVM for Pi(GPIO)」を選択しましたが「STM32-DVM/MMDVM_HS_Raspberry Pi Hat(GPIO)」でも動くとの情報もあます。
(何でもOKなのかな???)

MODEM基板の動作確認が取れた後、ファームを1.34(20180327版)にアップ実施しました。


-----------------------ファームアップメモ---------------------------------

RaspberryPiを立上げ、TeraTerm等でssh接続
wget http://www.taozhengbo.com/mmdvm/RPT_134.hex
でファームダウンロード、完了後シャットダウンして電源を切る。

MODEM基板のJP1を接続してRaspberryPiを立上げ
TeraTerm等でssh接続、
sudo killall MMDVMHost でMMDVM関係のソフトを停止させた後、
sudo stm32flash -w RPT_134.hex /dev/ttyAMA0
を素早く実行する。

素早く実行しないと
Interface serial_posix: 57600 8E1
Failed to init device.
のエラーが出てアップ出来ない場合がある。

その場合はシャットダウン電源再投入で立上後、再度
sudo killall MMDVMHost 
sudo stm32flash -w RPT_134.hex /dev/ttyAMA0
を実行する。

------------------------------------------------------------------------


------------------RX/TXレベル調整メモ(ファーム20180327)---------------------

ExpertのMMDVMHost設定Modem項の設定はFT-7800(430MHz帯)でD-Star/FusionC4FMでは確認OK。
TXInvert:1
RXInvert:0 <--144MHz帯は1
RXLevel:50 <--大きく変化させてもBitエラー変化無し、MODEM基板のRXレベル調整ボリュームでBitエラーが少なるなる様に調整。
TXLevel:50 <--大きく変化させても変調音(ザー音の大きさ)に変化無し、MODEM基板のTXレベル調整ボリュームで調整又は下のモード毎TXLevelを調整??。

D-StarTXLevel:50 <--変調音(ザー音の大きさ)をハンディ機と同じにした。
DMRTXLevel:30 <--未確認
YSFTXLevel:30 <--17~43の間でFT1Dにて復調OK 中間の30を設定
P25TXLevel:30 <--未確認

----------------------------------------------------------------------------------

DMRについては後日調整予定です。YAESU System Fusionと同じ4値FSKなので動くと思います。
DVMEGA GMSK MODEMで430MHz帯にてD-Star公開ノードの運用をしていますのでMMDVM MODEMでの公開ノード運用は当面しない予定です。
尚、気が変わって公開ノードとして運用する場合は144MHz帯になると思います。




2018.06.10 11:31 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
Pi-Star バージョンUp実施
2018.05.30
Pi-StarのバージョンをVer 3.4.13 --> 3.4.15にアップデートしました。

今回は2段階のアップデートなのでsudo pistar-update/sudo pistar-upgradeを2回実行しないとダメなので少々時間がかかります。
現状、1段階毎のアップデートしか出来ないので「飛び級」で出来る様にしてほしいですね。

主な変更内容はDMR2YSF/DMR2NXDNの追加の様ですのであまり関係ないかも。


ZUMspotのファームもV1.3.3からV1.3.7にアップしました。
何が変わったのか不明です。

現時点JumboSPOTのメーサイトはV1.3.3のままでアップ情報はありません。
他を探せば有るかも?

------------------5/31 追記---------------------------------------
JumboSPOTのファームアップについて調査していたところ
JE4SMQ局のサイトに情報が有り、簡単にアップ出来ました。

sshで接続下記コマンド1行を実行
sudo pistar-mmdvmhshatflash hs_hat

途中で実行するかどうか聞かれますが実行する場合はそのままEnterを押し実行します。

Pi-Star ver 3.4.14以降でZUMspot用のファームアップコマンドも追加されています。
sudo pistar-zumspotflash rpi

------------------------------------------------------------------

以上




2018.05.30 21:16 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
MD380 Tools導入
2018.05.29
少々時間ができましたのでTYT MD380 Toolsを導入してDMR送信局をコールサインで表示出来る様にしてみました。
DMR ID表示だと誰が出ているのか直ぐにわかりませんでしたが導入後は一目でわかり便利になりました。

尚、Toolsを導入してもメモリーデータは消えませんでした。


-----------------------------手順メモ---------------------------------------
[MD380 Tools]

サイト http://www.db0rbb.de/plug/1.software/RT3_MD380/ 等より TyteraFlashToolv1_05.zip をダウンロードして適当なフォルダに解凍

解凍して出来た TyteraFlashTool.exe を起動

MD-380左サイドの一番上の画面消灯スイッチ及び二番目のPTTスイッチを押した状態で電源をON
(LEDが点滅してFW書込みモードになる)

PCとMD-380をUSBで接続する。

TyteraFlashTool.exe画面 FRMWARE項の Download NON-GPS をクリックしてファームをダウンロード

ダウンロード完了後、FIRMWARE項のFrash をクリック
(黄色バーが右に進むので完了まで待つ)

完了後MD-380再起動


[UserDBの書込み]
(MD-380は通常モード起動にてPCとUSB接続されている事)

TyteraFlashTool.exe画面 USERDB項の Download Update をクリックしてUserDBをダウンロード

ダウンロード完了後、USERDB項のFrashをクリック
(黄色バーが右に進むので完了まで気長に待つ)

完了したならばUSBケーブルを外す

MD-380の Menu -> Uutilities -> MD380Toolz ->Show Calls で User DB 又はTA & User DB を選択

以上
--------------------------------------------------------------------------
注)上記手順はメモであり実行して文鎮化しても責任は負えません。
2018.05.29 19:16 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc

- CafeNote -