NoraVR Remote Client
2019.05.23
NoraVRRemoteClient_v0.0.1aでアナログノードの試験をしました。
結果は問題無く動作、音声はアナログ的な音質とのレポートを頂いています。
ノード機としてFTM-400等を使用すればC4FMでD-STARリフレクタ網にも出れると思います。
試験での使用機器は、
RaspberryPi3(OS:Stretch WebServer:nginx) + C-Madia USB Audio
ノード機は、FT-817ND
接続インターフェースは、自作品で以前、EchoLink/SundCard Repeatorで使用していた6PminiDIN接続仕様のものに、GPIO接続中継用変換コネクタをプラスしたもの
SQL信号はFT-817NDの場合、ON時に+5vである為、変換コネクタ内で50KオームVRにて分圧、3.3V位でRaspberryPi3のGPIOに入力する様にしました。SQL信号はインピーダンスが高く、抵抗値の低いVRを使用すると電圧低下が発生します。
NoraVRRemoteClient.xml設定ファイルで使用NoraVRサーバのアドレス、ログインコールサイン(JG3EBB A)等の基本的な項目を設定、
続いて、RaspberryPi専用Analog&GPIOインターフェース項目の設定部分コメント化を外して設定、当局の環境では下記の設定で動作しました。(全角文字有り コピペ不可)
-----------------NoraVRRemoteClient.xml---Analog&GPIO--------------------
<Modem type="AnalogModemPiGPIO">
<ConfigurationProperties>
<DownlinkEnablePortName>GPIO 28</DownlinkEnablePortName>
<DownlinkEnablePortInvert>false</DownlinkEnablePortInvert>
<DownlinkAudioDeviceName>Set [plughw:1,0]</DownlinkAudioDeviceName>
<UplinkEnablePortName>GPIO 27</UplinkEnablePortName>
<UplinkEnablePortInvert>false</UplinkEnablePortInvert>
<UplinkAudioDeviceName>Set [plughw:1,0]</UplinkAudioDeviceName>
</ConfigurationProperties>
</Modem>
-------------------------------------------------------------------------------
システムの都合上、Dfalut設定のGPIO番号より上記の通り変更しました。
GPIO 28のPin番号は38でPTT用信号出力、GPIO 27のPin番号は36でSQL(COS)用の入力信号、GNDはGPIOのPin番号34となります。
Downlink/Uplink AudioDeviceName は
cd /opt/NoraVRRemoteClient
sudo sh start.sh -adl
で表示されたUSB AudioのDevice名を記述します。当局使用のC-Madia USB Audioは、Device名 Set となっていました。
尚、NoraVRサーバは5/22アップされた、NoraGateway_v0.1.4a-dev7 を使用しました。
既に、スマホNorVRClientが動作している環境のNoraVRサーバであれば、NoraGateway.xmlのNoraVRサーバ設定部分
<NoraVRAllowRFNode>false</NoraVRAllowRFNode>を true に変更するだけOKです。
アナログノードはアクセス機よりリフレクタ接続先変更等は出来ない為、ircDDBGgateway Remoteで行いました。
音量調整はalsamixerで行いますが、当局にインターフェースはTX/RX共に調整VRを付けていますので、alsamixerで大まかに調整、VRで微調整を行いました。
配線がゴチャゴチャしていますが、試験運用のみなのでOKとしましょう。
-------------------2019/05/27 追記--------------------------------
NoraVRサーバ側の設定項目、LoginUserList にコールサイン等を追加設定しています。
<LoginUserList>
<LoginUser loginCallsign="JG3EBB A" loginPassword="xxxxx" allowRFNode="true" />
</LoginUserList>
<LoginUser loginCallsign...../> を複数行にすればユーザ個別にlogin Password を設定出来るのかな?。 <-----出来る様です。
当局は個人使用ですので、loginPasswordは <NoraVRLoginPassword> と同じパスワードにしています。
ircDDBGateway Remoteで接続操作した場合のXLX Dashboard Suffix表示は空白、NoraVR RemoteClient Dashboardより接続操作した場合のSuffix表示は、NVRA になる様ですが??です。
(注意)
NoraVR RemoteClient Dashboard は、IEでは見れません。
Chrome/Edge等を使用しないとNGです。
結果は問題無く動作、音声はアナログ的な音質とのレポートを頂いています。
ノード機としてFTM-400等を使用すればC4FMでD-STARリフレクタ網にも出れると思います。
試験での使用機器は、
RaspberryPi3(OS:Stretch WebServer:nginx) + C-Madia USB Audio
ノード機は、FT-817ND
接続インターフェースは、自作品で以前、EchoLink/SundCard Repeatorで使用していた6PminiDIN接続仕様のものに、GPIO接続中継用変換コネクタをプラスしたもの
SQL信号はFT-817NDの場合、ON時に+5vである為、変換コネクタ内で50KオームVRにて分圧、3.3V位でRaspberryPi3のGPIOに入力する様にしました。SQL信号はインピーダンスが高く、抵抗値の低いVRを使用すると電圧低下が発生します。
NoraVRRemoteClient.xml設定ファイルで使用NoraVRサーバのアドレス、ログインコールサイン(JG3EBB A)等の基本的な項目を設定、
続いて、RaspberryPi専用Analog&GPIOインターフェース項目の設定部分コメント化を外して設定、当局の環境では下記の設定で動作しました。(全角文字有り コピペ不可)
-----------------NoraVRRemoteClient.xml---Analog&GPIO--------------------
<Modem type="AnalogModemPiGPIO">
<ConfigurationProperties>
<DownlinkEnablePortName>GPIO 28</DownlinkEnablePortName>
<DownlinkEnablePortInvert>false</DownlinkEnablePortInvert>
<DownlinkAudioDeviceName>Set [plughw:1,0]</DownlinkAudioDeviceName>
<UplinkEnablePortName>GPIO 27</UplinkEnablePortName>
<UplinkEnablePortInvert>false</UplinkEnablePortInvert>
<UplinkAudioDeviceName>Set [plughw:1,0]</UplinkAudioDeviceName>
</ConfigurationProperties>
</Modem>
-------------------------------------------------------------------------------
システムの都合上、Dfalut設定のGPIO番号より上記の通り変更しました。
GPIO 28のPin番号は38でPTT用信号出力、GPIO 27のPin番号は36でSQL(COS)用の入力信号、GNDはGPIOのPin番号34となります。
Downlink/Uplink AudioDeviceName は
cd /opt/NoraVRRemoteClient
sudo sh start.sh -adl
で表示されたUSB AudioのDevice名を記述します。当局使用のC-Madia USB Audioは、Device名 Set となっていました。
尚、NoraVRサーバは5/22アップされた、NoraGateway_v0.1.4a-dev7 を使用しました。
既に、スマホNorVRClientが動作している環境のNoraVRサーバであれば、NoraGateway.xmlのNoraVRサーバ設定部分
<NoraVRAllowRFNode>false</NoraVRAllowRFNode>を true に変更するだけOKです。
アナログノードはアクセス機よりリフレクタ接続先変更等は出来ない為、ircDDBGgateway Remoteで行いました。
音量調整はalsamixerで行いますが、当局にインターフェースはTX/RX共に調整VRを付けていますので、alsamixerで大まかに調整、VRで微調整を行いました。
配線がゴチャゴチャしていますが、試験運用のみなのでOKとしましょう。
-------------------2019/05/27 追記--------------------------------
NoraVRサーバ側の設定項目、LoginUserList にコールサイン等を追加設定しています。
<LoginUserList>
<LoginUser loginCallsign="JG3EBB A" loginPassword="xxxxx" allowRFNode="true" />
</LoginUserList>
<LoginUser loginCallsign...../> を複数行にすればユーザ個別にlogin Password を設定出来るのかな?。 <-----出来る様です。
当局は個人使用ですので、loginPasswordは <NoraVRLoginPassword> と同じパスワードにしています。
ircDDBGateway Remoteで接続操作した場合のXLX Dashboard Suffix表示は空白、NoraVR RemoteClient Dashboardより接続操作した場合のSuffix表示は、NVRA になる様ですが??です。
(注意)
NoraVR RemoteClient Dashboard は、IEでは見れません。
Chrome/Edge等を使用しないとNGです。
2019.05.23 19:27
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新JumboSPOT入手
2019.05.05
BlueDV対応をうたい、USBで接続可能なJumboSPOT基板を入手しましたので試験してみました。
ebay/Aliexpress等で送料込み 2.5~3K円程度で販売されています。
出荷時のファームはUSB接続用と、GPIO接続用があり、注文時に指定します。
当局はUSB接続用を購入しましたが、ファーム書換にてGPIO接続も可能です。
購入品は、ファームが v1.4.14でしたので最新のv1.4.16にアップしました。
BlueDV Windows/Linux、及びPi-Starにて試験しましたが、問題ありませんでした。
USB接続の場合、Linux系シリアルポート名は、ttyACM0 となります。
又、Pi-StarのRadio/ModemタイプはttyACM0標準使用の、MMDVM/MMDVM_HS/Teensy/ZUM(USB) 又は、ZumSpot Libre(USB)で動きます。
当局が購入した品物のTx/RxのOffSetは、シール記載の通り、0HzにてD-STAR/DMR/Fusion共にOKでした。
BlueDVの場合、オフセット調整が無く、運用周波数を調整する以外に手がないので、オフセット0Hzはスッキリします。
ファームをGPIO接続用に変更して、Pi-Starで動かしましたが、問題なく動作しました。
GPIO接続用ファーム変更はJumboSPOTをRasPiのGPIOに搭載、Pi-Starを起動、
ssh接続にて
sudo pistar-mmdvmhshatflash hs_hat
で、通常のJumboSPOTと同様、1行コマンドでOKでした。
GPIO接続の場合、Pi-StarのConfigurationのRadio Modemタイプは、従来のJumboSPOTと同様、[STM-32/DVM MMDVM_HS-Raspberry Pi Hat(GPIO)]を選択します。
GPIO接続用からUSB接続用に変更する場合、及びUSB接続用タイプのファームUPは、こちらのメモ を参照下さい。
JumboSPOTのUSB接続用1行コマンドは用意されていなく、他の類似機種で実行すると機種コードのエラーでUP不可でした。
MicroUSBコネクタが上部中央にあります。
内蔵ANT用パターンが左端にあります。よってSMAコネクタ及び外部ANTは商品添付無し
尚、GPIO接続用のファームでbluetooth接続、及びUSBシリアル接続共に起動NG、調査中です。
JumboSPOT GPIO <-----> bluetooth or USBシリアル(FTDI) なぜかNG
----------------2019/05/06 追記-------------------------------
bluetooth接続、及びUSBシリアル接続共に起動NGの件、解決しました。
上記自作インターフェースでGPIOの4番Pinに+5V未配線の為。
DVMEGAは2番Pinの+5Vを使用していますが、USB対応の新JumboSPOTは4番Pinの+5Vを使用する様になっています。RasPiはGPIOの2番、4番Pin共に+5Vが供給されていますので問題無く動作した訳です。
自作インターフェースの場合は要注意です。
----------------2019/06/23 追記-------------------------------
新JumboSpotの購入先によっては、注文時にUSB接続 or GPIO接続の指定注文が出来ない店舗もある様です。
購入品のファームタイプが不明な場合、新JumboSpot基板をRaspberryPIのGPIOに搭載してPi-Starを起動、ssh接続にて下記コマンドを実行、ファームタイプを判別します。
sudo pistar-findmodem
ファームの種類(USBかGPIO)、バージョン等が表示されます。
何も表示されない場合は、未接続/JumboSpot基板が壊れている/ファームが正常に書かれていない等が原因です。尚、JumboSpot基板が通電されファームが起動すると、基板上LEDのSVCが点灯or点滅します。SVCが消灯の場合はJumboSpot基板のファームが正常起動していません。
ebay/Aliexpress等で送料込み 2.5~3K円程度で販売されています。
出荷時のファームはUSB接続用と、GPIO接続用があり、注文時に指定します。
当局はUSB接続用を購入しましたが、ファーム書換にてGPIO接続も可能です。
購入品は、ファームが v1.4.14でしたので最新のv1.4.16にアップしました。
BlueDV Windows/Linux、及びPi-Starにて試験しましたが、問題ありませんでした。
USB接続の場合、Linux系シリアルポート名は、ttyACM0 となります。
又、Pi-StarのRadio/ModemタイプはttyACM0標準使用の、MMDVM/MMDVM_HS/Teensy/ZUM(USB) 又は、ZumSpot Libre(USB)で動きます。
当局が購入した品物のTx/RxのOffSetは、シール記載の通り、0HzにてD-STAR/DMR/Fusion共にOKでした。
BlueDVの場合、オフセット調整が無く、運用周波数を調整する以外に手がないので、オフセット0Hzはスッキリします。
ファームをGPIO接続用に変更して、Pi-Starで動かしましたが、問題なく動作しました。
GPIO接続用ファーム変更はJumboSPOTをRasPiのGPIOに搭載、Pi-Starを起動、
ssh接続にて
sudo pistar-mmdvmhshatflash hs_hat
で、通常のJumboSPOTと同様、1行コマンドでOKでした。
GPIO接続の場合、Pi-StarのConfigurationのRadio Modemタイプは、従来のJumboSPOTと同様、[STM-32/DVM MMDVM_HS-Raspberry Pi Hat(GPIO)]を選択します。
GPIO接続用からUSB接続用に変更する場合、及びUSB接続用タイプのファームUPは、こちらのメモ を参照下さい。
JumboSPOTのUSB接続用1行コマンドは用意されていなく、他の類似機種で実行すると機種コードのエラーでUP不可でした。
MicroUSBコネクタが上部中央にあります。
内蔵ANT用パターンが左端にあります。よってSMAコネクタ及び外部ANTは商品添付無し
尚、GPIO接続用のファームでbluetooth接続、及びUSBシリアル接続共に起動NG、調査中です。
JumboSPOT GPIO <-----> bluetooth or USBシリアル(FTDI) なぜかNG
----------------2019/05/06 追記-------------------------------
bluetooth接続、及びUSBシリアル接続共に起動NGの件、解決しました。
上記自作インターフェースでGPIOの4番Pinに+5V未配線の為。
DVMEGAは2番Pinの+5Vを使用していますが、USB対応の新JumboSPOTは4番Pinの+5Vを使用する様になっています。RasPiはGPIOの2番、4番Pin共に+5Vが供給されていますので問題無く動作した訳です。
自作インターフェースの場合は要注意です。
----------------2019/06/23 追記-------------------------------
新JumboSpotの購入先によっては、注文時にUSB接続 or GPIO接続の指定注文が出来ない店舗もある様です。
購入品のファームタイプが不明な場合、新JumboSpot基板をRaspberryPIのGPIOに搭載してPi-Starを起動、ssh接続にて下記コマンドを実行、ファームタイプを判別します。
sudo pistar-findmodem
ファームの種類(USBかGPIO)、バージョン等が表示されます。
何も表示されない場合は、未接続/JumboSpot基板が壊れている/ファームが正常に書かれていない等が原因です。尚、JumboSpot基板が通電されファームが起動すると、基板上LEDのSVCが点灯or点滅します。SVCが消灯の場合はJumboSpot基板のファームが正常起動していません。
2019.05.05 13:55
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