SDカード長寿命化対策
2017.10.14
SDカードはFlash Memoryの一種で、書き込み回数に上限があります。
RaspberryPiでswapを使用したり24時間稼動でApacheのログファイル等を頻繁に書き込んでいくと結構早い段階で寿命が来てしまう可能性があります。

特にXLXのinterlinkが切れると頻繁にログ書込みが発生します。

そこでXLX Webサーバ稼働のRaspberryPi3のSwap無効化、tmpディレクトリやログファイルをRAMDISKに置くことによりSDカード長寿命化を行いました。

ただ電源断/再起動でRAMDISKの内容が消えますので定期的にSDカードにバックアップ、シャットダウン時自動バックアップする様にしました。

DVMEGAとかDVSP2が稼働しているRaspberryPiはすでにSDカード長寿命化対策済で実績は有り、作業は難なく終わりました。

最近のSDカードはコントローラチップにより同一セルに連続書込みしないように制御されているようで、ちゃんとしたメーカのSDカードであれば相当の期間持つと思いますが気持ちの問題ですかね。

いずれにせよバックアップのSDカードは作成しておきましょう。
Raspbian Jessie PIXEL及びStretchには標準でSD Card copierが装備されており稼働中でもバックアップ可能です。又、イメージバックアップと違い容量の少ないSDカードにもバックアップも出来ます。


XLX538 StretchにUP
2017.10.09
XLX538サーバ(ホームページ/Blogサイト同時稼働)のRaspberryOSをRaspbian Jessie PIXELよりStretch(Raspbian9.1)にUPさせました。

Stretchには日本語フォントが入っていないため使用アプリによってはインストールが必要です。
BlueDV/DV4Miniはフォントインストールしないとメニュー等が正しく表示されませんでした。

sudo apt-get install fonts-ipaexfont

他にも日本語フォントは有りますがIPAexが当局の目では一番見易いと感じました。

XLXDは問題無くインストール出来、問題はありませんでした。
不都合有れば元のOSに戻します。

稼働はさせませんがBlueDV for Linux(Ver.9388)、DV4Mini、ircDDBGateway/DstarRepeatorもインストール、動作は確認済です。
DV4MF2は「DCS、DMR等のHostsファイルが参照不可、インターネットの接続を確認せよ」らしきの英語メッセージが出て立上げ不能でした。

ircDDBGateway/DstarRepeatorコンパイルで必要な Libraryの一部がapt-getで取れなかった為、wgetでダウンロード、make install実施、その後ircDDBGateway/DstarRepeatorのmake処理でエラー無く完了しました。

OSが新しくなった時、古いソースのコンパイルは要注意ですね。

cgi(perl)で動作させてるホームページの掲示板及びアクセスカウンタが動作しない事象も発生。
perl本体は標準でインストールされている様ですがStretchではさらに下記の追加インストール操作が必要でした。
( 前バージョンのJessie PIXEではインストール操作不要)

sudo apt -y install perl libcgi-pm-perl
sudo a2enmod cgid
sudo systemctl restart apache2

又、Perlバージョンの関係か?一部のcgiで実行エラーが出ましたのでエラー箇所のスクリプト修正にて対応しました。

OSをUPさせると色々な事が起りますね。
勉強にはなりますが

追記)xrf538.dip.jp / mydns のDDNS自動更新スクリプトもついでに入れました。
手順書は こちら です。
24時間運転のPCにDDNS自動更新ソフト DiCE を入れて自動更新しているのでRaspberryPiで実行しなくてもokなのですが念のためxrf538.dip.jpのみRaspberryPiでも実行させています。

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