ZUMspot到着
2017.11.30
7エリアのOM局に共同購入で依頼していたZumSpotが到着しました。
既に40Pピンヘッダを半田付けしていたRaspberryPi Zero Wに取付、DummyLoadにより試験してみました。

コントロールソフトはPi-Starです。
既にPi-StarはDVMEGAで動作させていましたので設定はRadio/ModemタイプをZumSpot-Raspberry Pi Hat(GPIO)に変更するのみで直ぐに完了しました。

特に問題無く動作しました。

ZUMspotは大きさがRaspberryPi Zeroと同一でコンパクトなHotSpotが完成します。

----------追記-------------
Pi-Starの場合 アクセス機にRPT1/RTP2の設定が必要です。
D-Star ConfigurationのRPT1のコールサインがJG3EBB B の場合、
無線機のメモリに周波数 DUPを+又は- シフトは0 UR:CQCQCQ RPT1:JG3EBB B RPT2:JG3EBB G の様に設定して下さい
2017.11.30 20:31 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
ttyUSBデバイス名固定化
2017.11.26
AMBEserver及びBlueDVの稼働しているRasPi3を再起動したところttyUSB0とttyUSB1の接続機器が逆転して自動起動AMBEserverが動作しなくなっていました。
当初はttyUSB0がThumbDV、ttyUSB1がDVMEGAでしたが物理的な接続位置は変えていないのに再起動でttyUSB0がDVMEGA、ttyUSB1がThumbDVに逆転していました。

RaspberryPIのUSBシリアルポートは早く認識したものがttyUSB0、次に認識したものがttyUSB1となるようで再起動で変わる事が多々発生するとの事です。
起動前にttyUSB0として使いたい機器のみ接続して起動、次にttyUSB1として使用したい機器を接続するといった操作が必要となります。

.....と言う事でUSBシリアルポート名の固定化を行いました。


lsusb コマンドでUSBシリアルのidVendorとidProductを調べます。

Bus 001 Device 005: ID 0403:6015 Future Technology Devices International, Ltd Bridge(I2C/SPI/UART/FIFO)
Bus 001 Device 004: ID 0403:6001 Future Technology Devices International, Ltd FT232 USB-Serial (UART) IC
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. SMC9514 Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

上記の例ですとシリアルポートは2つ接続されており
idVendor 0403 idProduct 6015 FTDI Bridge(I2C/SPI/UART/FIFO) <--ThumbDV
idVendor 0403 idProduct 6001 FTDI FT232 USB-Serial (UART) IC <--DVMEGA
となっています。
 
sudo nano /etc/udev/rules.d/99-local.rules   <-----新規のファイルです。

下記2行を記入(表示の関係で4行に見えるかも知れませんが2行です)

KERNEL=="ttyUSB*", ATTRS{idVendor}=="0403", ATTRS{idProduct}=="6015", SYMLINK+="ttyUSB_ambe"

KERNEL=="ttyUSB*", ATTRS{idVendor}=="0403", ATTRS{idProduct}=="6001", SYMLINK+="ttyUSB_mega"

保存して終了

ttyUSB_ambe / ttyUSB_mega の所はシステムで予約していない名称であれば任意です。

sudo reboot  で再起動

次にAMBEserver起動スクリプトを編集を行います。

sudo nano /etc/init.d/AMBEserver

/usr/bin/AMBEserver -d ...省略..... -s 460800 -i /dev/ttyUSB0 の
ttyUSB0 を ttyUSB_ambe に変更します。

保存して終了

再起動してAMBEserverの起動を確認
ps -C AMBEserver

PID TTY TIME CMD
1234 ? 00:00:02 AMBEserver <---1234は例 

BlueDV for Linux の設定
setup画面のSerial Port Radio項目で /dev/ttyUSB_mega を選択後Saveします。
SERIALボタンをONしてDVMEGAのfirmwareが表示されればOKです。

尚ttyUSB0等、元の標準デバイス名に戻したい場合は
sudo rm /etc/udev/rules.d/99-local.rules
で99-local.rulesファイルを消した後に各アプリの設定を戻し再起動すればokです。






2017.11.26 21:26 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
AMBEServer変更
2017.11.23
compassのイメージをダウンロードしてraspberryPI3でAMBEserverを稼働させていました。

GUIバージョンでもmonoのバージョンの関係でBlueDV for Linux. DV4Mini等が動作不可でした。
よってAMBEserver専用運用で運用していました。

今回はWestern D-Star http://www.westerndstar.co.uk/html/downloads.html のRaspbian Jessieベースイメージ及び本家 https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/ のRaspbian Stretch with desktopイメージでAMBEserverを立上げ試験を行いました。

Western D-Starイメージの/usr/local/bin/にはAMBEserverとAMBEserverGPIOが
インストールされていますがAMBEserverのバージョンが低くUSBシリアル通信速度設定が不可で初期のThumbDV(230400bps)でしか動作しません。

今回コンパイル/インストールするバージョンは -s パラメータで通信速度(230400 or 460800)が指定出来ます。
現行販売されているThumbDVは460800bpsですので起動パラメータは -s 460800 です。

Jessie. Stretch共にraspberryPI3でAMBEserverとBlueDV for Linuxも同時稼働で動作良好でした。(raspberryPI2ではcompassバージョンと同様動作不安定)

AMBEserverソフトは git clone https://github.com/dl5di/OpenDV で取得
DummyRepeater配下のDV3000ディレクトリ内のソースをコンパイルしました。
但しMakefileがないので別途準備する必要があります。

Makefile及び手順メモは こちら よりダウンロードして下さい。

起動スクリプトをAMBEserverGPIOにして設定すればPiDV(DV3000基板)でも動作します。

すでにDV4mini.Bluedv for Linuxが動いてるraspberryPI3であればコンパイル/インストール/設定で短時間で稼働させる事が出来ます。

外部から使用時はcompassのAMBEserverと同様ルータのポート開放が必要です。

環境等により正常に動作しないかも知れません。
自己責任でインストールお願い致します。

追記)JH1TWX局がStretchバージョンのAMBEserverをイメージファイルで公開されています。新規にAMBEserverを稼働させる方は下記URLよりダウンロードした方が簡単に立ち上げ可能と思います。
ダウンロード先URL: http://xrf076.xreflector-jp.org/info/download5.html


2017.11.23 21:53 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
BlueDVとAMBEServer
2017.11.19
AndroidスマホのアプリでBlueDV AMBEのBata版が出ましたので試してみました。
RasPi B+で稼働中のDummyRepeatorとircddbgatwayを停止させAMBEServer(DV3000d基板)のみ動かした状態にします。
この状態でスマホより接続、回線が混雑していない時間帯はOCN MobileONEの200Kbpsの低速モードでも交信出きました。

DV3000d基板でのAMBEServer自体はBlueDV for WindowsのAMBEServer経由モードでも動いていましたので予想通りの結果でした。


ThumbDVをUSB接続、Windows上で動くBlueDV-AMBEServerも出ましたので試してみました。
結果は当局よりの同一LAN内からの接続時でも送信時間が長くなると同期ズレ?なのか途中でケロリが発生しAMBEServerとの接続が切れる現象が発生、2台のStick-PCで試してみましたが結果は同じでした。(OSはwindows10-Ver1709です。)

動かないとの方もおられますが正常に動作している方もおられるようなのでPCの処理能力/環境の違いなのかな.....?。(中に入っているC++runtimeのバージョン等)


LINEでRasPiでThumbDVをUSB接続してAMBEServerを動かすソフトがあるとの事で試しました。
URLは https://nw-digital-radio.groups.io/g/ambe/wiki/AMBEserver-Addendum でソフトはconpassでイメージファイルが提供されています。
GUIが使える通常版とCUI操作のLite版があります。

ダウンロード先:http://archive.compasslinux.org/images/ でwildernessデレクトリに色々なバージョンが用意されています。

AMBEServerダウンロード、設定はwikiを参照して行います。

取りあえずGUIが使える通常版をRasPI3に入れで試しました。
しかしOSのパージョンが古く又、制限によりrpi-updateが不可のためmono3からmono4/5へのUPが出来ずmono4以上が必要なDV4Mini、BlueDV for Linuxは動きませんでした。
よって現在は動作が軽いLite版に変更、AMBEServer専用としています。

まだAndroidスマホ用BlueDV AMBEはBata版なので不安定な動作をするかも知れません。
当局のスマホでは正常に動作していますがモードはDVモードのみサポートでFusion C4FM/DMRは設定項目が白色で設定出来ませんでした。

-----------------(追記)---------------------------------------
BlueDV AMBEバージョンアップでDMRも出来るようになると共にmicゲイン等の調整も可能になっています。



2017.11.19 21:06 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
RasPi Zero W購入
2017.11.04
やっとRaspberryPi Zero Wがスイッチサイエンス抽選販売に当たり購入できました。

取りあえずOS Stretchで起動確認。
その後にGPIOピンヘッダを半田付実施、同時に購入した専用ケースに入れました。

DVMEGA(USB接続)+ircDDBGateway+D-Star Repeatorの組合せでは問題無く動作。
monoを使用するBlueDV for Linux及びDV4MiniはCPU非力、メモリー少の為か?立上げ不能でした。(能力同等のRaspberryPi B+でもNGでしたので期待はしていませんでしたが.....。)

エージングを兼ねてPi-Starでも動かしておきましょうかね。



2017.11.04 19:52 | 固定リンク | 未分類

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