新JumboSPOT入手
2019.05.05
BlueDV対応をうたい、USBで接続可能なJumboSPOT基板を入手しましたので試験してみました。

ebay/Aliexpress等で送料込み 2.5~3K円程度で販売されています。

出荷時のファームはUSB接続用と、GPIO接続用があり、注文時に指定します。

当局はUSB接続用を購入しましたが、ファーム書換にてGPIO接続も可能です。

購入品は、ファームが v1.4.14でしたので最新のv1.4.16にアップしました。

BlueDV Windows/Linux、及びPi-Starにて試験しましたが、問題ありませんでした。

USB接続の場合、Linux系シリアルポート名は、ttyACM0 となります。
又、Pi-StarのRadio/ModemタイプはttyACM0標準使用の、MMDVM/MMDVM_HS/Teensy/ZUM(USB) 又は、ZumSpot Libre(USB)で動きます。

当局が購入した品物のTx/RxのOffSetは、シール記載の通り、0HzにてD-STAR/DMR/Fusion共にOKでした。
BlueDVの場合、オフセット調整が無く、運用周波数を調整する以外に手がないので、オフセット0Hzはスッキリします。

ファームをGPIO接続用に変更して、Pi-Starで動かしましたが、問題なく動作しました。

GPIO接続用ファーム変更はJumboSPOTをRasPiのGPIOに搭載、Pi-Starを起動、
ssh接続にて

sudo pistar-mmdvmhshatflash hs_hat

で、通常のJumboSPOTと同様、1行コマンドでOKでした。

GPIO接続の場合、Pi-StarのConfigurationのRadio Modemタイプは、従来のJumboSPOTと同様、[STM-32/DVM MMDVM_HS-Raspberry Pi Hat(GPIO)]を選択します。

GPIO接続用からUSB接続用に変更する場合、及びUSB接続用タイプのファームUPは、こちらのメモ を参照下さい。
JumboSPOTのUSB接続用1行コマンドは用意されていなく、他の類似機種で実行すると機種コードのエラーでUP不可でした。



MicroUSBコネクタが上部中央にあります。
内蔵ANT用パターンが左端にあります。よってSMAコネクタ及び外部ANTは商品添付無し

尚、GPIO接続用のファームでbluetooth接続、及びUSBシリアル接続共に起動NG、調査中です。
JumboSPOT GPIO <-----> bluetooth or USBシリアル(FTDI) なぜかNG

----------------2019/05/06 追記-------------------------------

bluetooth接続、及びUSBシリアル接続共に起動NGの件、解決しました。
上記自作インターフェースでGPIOの4番Pinに+5V未配線の為。

DVMEGAは2番Pinの+5Vを使用していますが、USB対応の新JumboSPOTは4番Pinの+5Vを使用する様になっています。RasPiはGPIOの2番、4番Pin共に+5Vが供給されていますので問題無く動作した訳です。

自作インターフェースの場合は要注意です。

----------------2019/06/23 追記-------------------------------

新JumboSpotの購入先によっては、注文時にUSB接続 or GPIO接続の指定注文が出来ない店舗もある様です。
購入品のファームタイプが不明な場合、新JumboSpot基板をRaspberryPIのGPIOに搭載してPi-Starを起動、ssh接続にて下記コマンドを実行、ファームタイプを判別します。

sudo pistar-findmodem

ファームの種類(USBかGPIO)、バージョン等が表示されます。

何も表示されない場合は、未接続/JumboSpot基板が壊れている/ファームが正常に書かれていない等が原因です。尚、JumboSpot基板が通電されファームが起動すると、基板上LEDのSVCが点灯or点滅します。SVCが消灯の場合はJumboSpot基板のファームが正常起動していません。


2019.05.05 13:55 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
NoraVR Ver.Up実施
2019.04.05
NoraGateway_v0.1.4a-dev5、及び NoraVRClientSample9.apk が出ましたのでアップデートしました。

v0.1.4a-dev5 設定xmlのNoraVR項目に、各Codecの有効/無効設定が追加されています。
デフォルトは、全て有効に設定されています。当局は、デフォルトのままです。

NoraVRClientは、GPS位置情報送信機能/ショートメッセージの表示を追加、及び定期的にリフレクターのリンク状態を問い合わせるようにしたとの事です。

上記機能を使用するにはホスト側は、NoraGateway_v0.1.4a-dev5 以上を使用せよと書かれています。

NoraVRClientは、NoraVRClientSample9.apk と NoraVRClientSample9_2.apk が用意されています。

当局の場合、
Android 8.1 のスマートフォンは、NoraVRClientSample9.apk でOK 
Android 5.1 のスマートフォンは、NoraVRClientSample9_2.apk でOK でした。

OSバージョン違い等で、NoraVRClientSample9_2.apk を使用しないとNGの場合があります。

長時間の使用はしていませんが、今のところ問題無く動作しています。

以上

---------------2019/04/06 追記---------------------

NoraVRClientSample10.apk が出ましたのでアップデートしました。

Android 8.1 / Android 5.1 共にテストOKでした。

受信したGPS位置情報の地図表示対応 / 地図ポップアップ表示のON/OFFの追加 / Android7以前のバージョンでCONNECTを押した瞬間に落ちる問題の修正だそうです。

2019.04.05 19:50 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
NoraVR Local機能
2019.03.31
JQ1ZYC 圏央道友会のHPに、NoraGateway(NoraVR) Local機能(山かけCQ)について書かれていましたので試験してみました。

同じNoraGateway(NoraVR)に接続している NoraVR Client 複数ユーザ間同士で、リフレクター/JARLレピータを介さない、NoraVRでの 山かけモード にてQSO出来ます。

スマートフォンNoraVR Clientで、CONNECTを押してNoraGateway(NoraVR)サーバに接続、
YOUR CALL:CQCQCQ
Use Gateway:OFF にすればLocalモード(山かけ)状態になります。

[参考]Use Gateway:ON でリフレクター又はJARLレピータへの接続操作/交信が可能<--通常時

当局のNoraGateway(NoraVR)に2局接続、NoraVRでの山かけでのQSO試験では問題ありませんでした。

但し、どこかのXLXリフレクターとかレピータに接続中の場合の山かけQSOについては試験未です。
いずれにせよ、NoraVRサーバに接続後は、リフレクター接続状態/レピータ接続状態/誰も交信していない等の確認が必要です。

JQ1ZYC 圏央道友会のHPに使用時の注意事項等、記載されていますので参考にされて下さい。

当局のNoraGateway(NoraVR)は
Server Adress : jg3ebb.mydns.jp 又は xrf538.mydns.jp
Server Port : 52161
Login Password :未入力 or 何でもOK です。
試験運用中期間のみ、Login Password 不要としています。


公開運用されてNoraGateway(NoraVR)があれば、自局でNoraGateway(NoraVR)及びAMBEserverを立上げしなくても、スマートフォンにNoraVR Clientをインストール/設定するのみで、XLXリフレクター等に出れます。
但し、複数ユーザ共用なので制限はありますが.....。

---------------2019/04/22 追記---------------------

トラブル防止の為、当局のNoraVRサーバにVRLoginPasswordを設定しました。
よってスマートフォンNoraVR ClientにLogin Passwordを設定しないと利用不可です。
当面、Passwordは非公開です。







2019.03.31 10:31 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
NoraVR仕様の問題?
2019.03.18
NoraGateway_v0.1.4a-PR16でNoraVRの設定を有効にした状態で起動しています。

スマートフォンのNoraVR Clientは未起動状態でも同じ AMBEServer を BlueDV AMBE を使用すると BlueDV 送信開始後10秒程度経過にてケロリが始まり、その後 AMBEServer との接続が切れてしまう事象が発生しています。
この事象が発生した場合、AMBEServer を再起動しないと復旧しません。

この事象は、同じ AMBEServer に複数の BlueDV AMBE を接続した場合と似ています。

...と言うことは、スマートフォン側のNoraVR Client 起動に関係なく NoraVR と AMBEServer が常時接続され、何らかの通信をしているのかな?と考えます。

現状の対応としては、BlueDV AMBE を使用する場合、NoraGatewayの停止、又はNoraVRの設定を無効にする以外、手は無いのかな?。

外出時、DMRに出たい時は BlueDV AMBE を、JARL D-STAR網に出たい時は NoraVR Client と考えていましたが、現時点では無理のようです。<--残念

素人考えで、NoraVR ClientとNoraGatewayVR が接続時のみAMBEServerに接続する様、プログラムすればOKなのかな?。

---------------2019/03/25 追記---------------------

ThumbDVのAMBEServerはNoraGatewayVR専用、DV3000基板(460800bps改)のAMBEServerはDummyRepeaterとBulueDV AMBEの切替運用としました。

又、開発用のNoraGateway_v0.1.4a-dev4が出ましたのでPR16より切替ました。

2019.03.18 20:01 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
NoraVR Client Ver.Up
2019.03.15
サンプルソフトNoraVR ClientがNoraVRClientSample2.apkにバージョンアップされました。

早速、Android ver5.1及びVer8.1のスマートフォンにインストール、テスト交信してみました。

時々、接続時の音声アナウンスが出ない場合がある以外、現時点では問題は無しです。
(接続先が画面にでますので運用上、支障無しです。)

旧バージョンで接続コマンド/コールサインの入力が不便でしたが、履歴により一度使用した接続コマンド等の入力は不要となり、使い勝手が良くなりました。

RX/CSボタンも追加されましたのでコール指定で呼ばれた時の操作が楽になると思います。(まだ実際は使用していませんが.....。)

NoraVRの初版仕様書と、開発用のNoraGateway_v0.1.4a-devもアップされましたが、当局の手には負えません。

プログラムを作成される方には参考になると思いますが.....。

お忙しい中、短期間でバージョンアップ、作者の JI1ROJ局 に感謝、感謝です。

------------------2019/03/16 追記------------------------------

NoraVRClientSample3.apkがアップロードされましたのでにバージョンアップを実施しました。
画面にLast heardが表示され便利になりました。

アップ内容詳細については、JQ1ZYC 圏央道友会のHPをご覧ください。

------------------2019/03/24 追記------------------------------

NoraVRClientSample4.apkアップロードされましたのでにインストールしてみました。
Andrido8.1のスマートフォンで交信中に時々、アプリケーションエラーで再起動要求が出ました。
Andrido5.1のスマートフォンでは「問題が発生しました」で、起動NGでした。
アンインストール後、再度インストール実施しましたが、同様の現象が発生の為、元のNoraVRClientSample3.apkに戻しました。

元のバージョンだとOKで原因は不明です。<--ソフトに不具合?があった様で、NoraVRClientSample5.apkにアップデートにて復旧しました。


2019.03.15 17:18 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc

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