XLX538 StretchにUP
2017.10.09
XLX538サーバ(ホームページ/Blogサイト同時稼働)のRaspberryOSをRaspbian Jessie PIXELよりStretch(Raspbian9.1)にUPさせました。

Stretchには日本語フォントが入っていないため使用アプリによってはインストールが必要です。
BlueDV/DV4Miniはフォントインストールしないとメニュー等が正しく表示されませんでした。

sudo apt-get install fonts-ipaexfont

他にも日本語フォントは有りますがIPAexが当局の目では一番見易いと感じました。

XLXDは問題無くインストール出来、問題はありませんでした。
不都合有れば元のOSに戻します。

稼働はさせませんがBlueDV for Linux(Ver.9388)、DV4Mini、ircDDBGateway/DstarRepeatorもインストール、動作は確認済です。
DV4MF2は「DCS、DMR等のHostsファイルが参照不可、インターネットの接続を確認せよ」らしきの英語メッセージが出て立上げ不能でした。

ircDDBGateway/DstarRepeatorコンパイルで必要な Libraryの一部がapt-getで取れなかった為、wgetでダウンロード、make install実施、その後ircDDBGateway/DstarRepeatorのmake処理でエラー無く完了しました。

OSが新しくなった時、古いソースのコンパイルは要注意ですね。

cgi(perl)で動作させてるホームページの掲示板及びアクセスカウンタが動作しない事象も発生。
perl本体は標準でインストールされている様ですがStretchではさらに下記の追加インストール操作が必要でした。
( 前バージョンのJessie PIXEではインストール操作不要)

sudo apt -y install perl libcgi-pm-perl
sudo a2enmod cgid
sudo systemctl restart apache2

又、Perlバージョンの関係か?一部のcgiで実行エラーが出ましたのでエラー箇所のスクリプト修正にて対応しました。

OSをUPさせると色々な事が起りますね。
勉強にはなりますが

追記)xrf538.dip.jp / mydns のDDNS自動更新スクリプトもついでに入れました。
手順書は こちら です。
24時間運転のPCにDDNS自動更新ソフト DiCE を入れて自動更新しているのでRaspberryPiで実行しなくてもokなのですが念のためxrf538.dip.jpのみRaspberryPiでも実行させています。
DV3000 AMBEServer
2017.09.08
NW Digital Radio製DV3000基板をraspberryPI B+のGPIOに接続してAMBEServer + ircddb gateway + dummy Repeatorの組合せでリフレクターに接続、D-STARモードでの交信をしていました。

今回、Windows版のBlueDV for windowsが外部のAMBEServer経由でDMRも使用出来るBlueDV-09422-BETAで実験してみました。
リモートでraspberryPI上のAMBEServerを利用、D-STAR/DMRとも問題無く交信出来ました。


BlueDV for windowsの設定でAMBE項目を下記の設定にします。
基本的にはThumbDVのAMBE設定にAMBEServerのHost/IP、Port設定の項目を追加するだけです。

Use AMBEをチエック
DMR ID : 自局のDMR ID
SeriallPort : 460800
Use AMBEServerをチエック
Host/IP : 192.168.xxx.xxx <--AMBEServerを立上げたraspberryPIのIPアドレス
Port : 24600 <--raspberryPI AMBEServer立上げ時にパラメータで設定したPort

raspberryPIのAMBEServer機能のみ使用時にはircddb gateway/dummy Repeatorは誤動作防止の為に停止して下さい。

DV3000基板はD-STARモードのみでしたがDMRも出れる様になりましたので応用範囲が広くなりました。
後はBlueDVでのThumbDV/DV3000使用によるFusion C4FMのサポートを期待しています。

2017.09.08 22:26 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
ThumbDVが到着
2017.08.31
注文していたThumbDVが届きました。(注文後8日で到着、意外と速かった。)

BlueDV for Windowsでテスト実施、D-STAR及びDMRモードで問題無く動きました。

動作確認後、XLXDが動作しているRaspberryPI3にambedをmake処理実施、ライブラリー libftd2xx が無いよと叱られました。

早速、FTDIのサイト http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX.htm より 1.4.6 ARMv6 hard-float (suits Raspberry Pi)をダウンロード実施。

libftd2xx-arm-v6-hf-1.4.6.tgzを解凍すると libftd2xx-arm-v6-hf-1.4.6.tar が出来るのでさらに解凍、出来たreleaseフォルダ配下buildフォルダ内のファイル全てを /usr/local/lib にコピーします。

http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX/Linux/ReadMe-linux.txt を参照してアクセス権の変更、及びCreates a symbolic link を行います。

この後、ambedのmake実行で正常にコンパイル出来ました。
コンパイル後、make clean -> make install実行でルートディレクトリにambedフォルダーが作成されます。ambedフォルダーにambedとrun(起動スクリプト)がコピーされていますreadmeを参照に設定、起動を行います。

ambedを起動させると正常に立上りましたが当局から送信時にambed openstream failed (no suitable channel available)のエラー、相手局から送信時はエラー無しでした。
マニュアル通りThumbDVの場合2個取付ないとNGの様です。

ambedを起動するとRaspberryPI3でCPU負荷が20パーセント程度上昇しました。
RaspberryPI2では無理か?と思います。

.....という事でambedはkillコマンドで停止、通常の運用に戻しました。

当局のXLX538はV2.0.0ですのでDMR同士での交信は可能です。
2017.08.31 21:52 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc
XLX538 v2.0.0にUP実施
2017.08.28
当局が運用中のXLX538 Reflectorをv2.0.0バージョンUPしました。

オフラインで事前に作成していたXLX v2.0.0にアップ及びホームページ/ブログ等をバックアップしていたSDカードに差替えて起動、一部設定変更して無事立上りました。

AMBE Server関連は未着手です。

先日、ThumbDVを1個注文しました。
品物は発送済で現時点アメリカ国内を輸送中です。
ThumbDVを付ければAMBE Serverとして動作するのかな?。

Pi-Star使用時の注意
2017.08.15
マルチデバイス/マルチプロトコルに対応してraspberryPi上で動作、コントロールは他のPC/スマホ等によりWeb上で行うPi-Starというソフトがあります。

このPi-StarはUPnP機能によりいくつかのUDPポートを開放しています。

問題となるのは自宅等にてXLX Reflectorを同じ回線上で稼働させている場合です。

XLX Reflectorが使用するUDPポート20001(DPLUS)、30001(DExtra)、30051(DCS)がPi-Starの稼働しているraspberryPiに振られます。
この様な状態になると外部よりXLX Reflectorに接続出来ない、接続不安定と言った事象になります。

ID-51Plus2ターミナルモートで使用するUDPポート40000もPi-Starに振られますのでターミナルモートの動作が不安定になるかも知れません。

対応としてはルータ側でUPnP機能を使用出来ない様に設定します。
(ルータによっては設定変更後、再起動の必要があるかも。)

アプリの関係でどうしてもUPnP機能が必要な場合、Pi-Star運用は諦めて下さい。

UPnP機能を停止しても今のところPi-Starは動作しているとのレポートは頂いています。

Pi-Star(MMDVM)で使用しているircddbgateway動作安定させる為にUPnP機能を使用していると推定します。

ircddbgatewayはXLX Reflectorとの相性?が悪く同一のグローバルIPで同じ所に接続すると動作不安定になる様です。

本来ポート開放しなくても動作するはずのPi-Starですが、あえてUPnP機能でポート開放しているのはこの対策なのかな?。

Pi-Starの場合 アクセス機にRPT1/RTP2の設定も必要です。
(設定をしないと受信OK、送信NGになります。)
D-Star ConfigurationのRPT1のコールサインがJG3EBB B の場合、
無線機のメモリに周波数 DUPを+又は- シフトは0 UR:CQCQCQ RPT1:JG3EBB B RPT2:JG3EBB G の様に設定して下さい。

---------追記(2018/06/08)-------------------------
Pi-Star V3.4.14以降でUPnPのON/OFF設定が出来る様になりました。
よってPi-StarでUPnPをOFF設定すればルータ側のUPnP機能をONにしてもOKです。
当局のPi-Starはポート開放しなくても問題なく動作しています。

同一回線上でXLX Reflector、D-Starターミナルモード等を動かしていない場合は関係無い話ですが。





2017.08.15 08:15 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc

- CafeNote -