xlxd v2.2.2 修正実施
2018.10.26
xlxd v2.2.2に於いてDMR idデータベース(/xlxd/dmrid.dat)が3時間毎に自動更新処理されるようになっています。
この時交信が行われていると当局の環境(RaspberryPi3 OS:stretch)にて
Read 98251 DMR id from xlxapi.rlx.lu database の直後に xlxd: Closing stream が出て交信が中断します。
次の送信開始で正常に戻る現象が出ています。
Opening stream 中にDMR id from xlxapi.rlx.lu database が入ると100%の確率でClosing streamが発生、交信が中断します。
3時間毎の処理なのですが最近使用頻度のためかよく事象が発生します。
そこでdmrid.datの更新処理を24時間毎に行う様に main.h を変更してxlxdをコンパイル、xlxdのみ入替をしました。
srcフォルダ内 main.h 132行目付近の
#define DMRIDDB_REFRESH_RATE 180 を #define DMRIDDB_REFRESH_RATE 1440
に変更してコンパイルしました。
ちなみにxlxd v2.0.0の場合、dmrid.dat更新は気が向いた時に手動実行していました。
何故v2.2.2は3時間毎での実行になったのか??です。
xlxd/httpサーバは6ヶ月以上連続稼働させていましたので今回はxlxd再起動ではなくOSの再起動を実施しました。
-----2018/10/28 追記--------
XLX Dashboard のTraffic 表示を停止しました。
大体の1日/1ケ月通信量は把握出来ましたのでCPU負荷/MicroSD耐久性向上を考えて停止しました。 <-----11/03 MicroSD書込み回数削減のためファイル更新間隔を5分から30分に変更、テキスト表示のみにしてグラフィック表示は停止、Traffic 表示を復活させました。
この時交信が行われていると当局の環境(RaspberryPi3 OS:stretch)にて
Read 98251 DMR id from xlxapi.rlx.lu database の直後に xlxd: Closing stream が出て交信が中断します。
次の送信開始で正常に戻る現象が出ています。
Opening stream 中にDMR id from xlxapi.rlx.lu database が入ると100%の確率でClosing streamが発生、交信が中断します。
3時間毎の処理なのですが最近使用頻度のためかよく事象が発生します。
そこでdmrid.datの更新処理を24時間毎に行う様に main.h を変更してxlxdをコンパイル、xlxdのみ入替をしました。
srcフォルダ内 main.h 132行目付近の
#define DMRIDDB_REFRESH_RATE 180 を #define DMRIDDB_REFRESH_RATE 1440
に変更してコンパイルしました。
ちなみにxlxd v2.0.0の場合、dmrid.dat更新は気が向いた時に手動実行していました。
何故v2.2.2は3時間毎での実行になったのか??です。
xlxd/httpサーバは6ヶ月以上連続稼働させていましたので今回はxlxd再起動ではなくOSの再起動を実施しました。
-----2018/10/28 追記--------
XLX Dashboard のTraffic 表示を停止しました。
大体の1日/1ケ月通信量は把握出来ましたのでCPU負荷/MicroSD耐久性向上を考えて停止しました。 <-----11/03 MicroSD書込み回数削減のためファイル更新間隔を5分から30分に変更、テキスト表示のみにしてグラフィック表示は停止、Traffic 表示を復活させました。
2018.10.26 19:53
| 固定リンク
| PC/自宅サーバ関係
RaspberryPi2 修理
2018.09.12
RaspberryPi2のUSBが4ポート共に突然使用不可となりました。
USB機器のみ使用不可でLAN、GPIO等は正常に動作していました。
lsusb で見るとusb機器がすべて見えなくなっており+5vがusb機器に供給されていませんでした。
syslogを見ると usb 1-1-port2: over-current change が出ており、テスターでUSBポートの+5vとGND間の抵抗を測ると0Ωでショート状態が判明。
サイトでUSBポート近くのコンデンサー C97 を除去すると復旧するとの情報を得ましたので早速コンデンサー C97 を除去、USBポートの+5vとGND間ショート状態は直りました。
RaspberryPi2を起動、USB機器は正常に認識され動作しました。
syslog、messageログを確認すると 1-1-port2: over-current change のエラーログは相変わらず出ていました。
サイトの情報では基板の電源スイッチIC U13 を別の物(AP2553)に交換する、U13のpin 1とpin 6を接続すれば復旧するとの事ですが細かい作業なので諦めました。
機器は正常に稼働していますので sudo nano /etc/rsyslog.conf でsyslogのログレベルをnoneから2に変更、messageログ等、当方に不要なログはカットしました。
修理後24時間運用で3日以上経過していますが今の所、問題無く稼働しています。
(USB接続機器:DV4Mini 及びDVMEGAーUSB)
USB機器のみ使用不可でLAN、GPIO等は正常に動作していました。
lsusb で見るとusb機器がすべて見えなくなっており+5vがusb機器に供給されていませんでした。
syslogを見ると usb 1-1-port2: over-current change が出ており、テスターでUSBポートの+5vとGND間の抵抗を測ると0Ωでショート状態が判明。
サイトでUSBポート近くのコンデンサー C97 を除去すると復旧するとの情報を得ましたので早速コンデンサー C97 を除去、USBポートの+5vとGND間ショート状態は直りました。
RaspberryPi2を起動、USB機器は正常に認識され動作しました。
syslog、messageログを確認すると 1-1-port2: over-current change のエラーログは相変わらず出ていました。
サイトの情報では基板の電源スイッチIC U13 を別の物(AP2553)に交換する、U13のpin 1とpin 6を接続すれば復旧するとの事ですが細かい作業なので諦めました。
機器は正常に稼働していますので sudo nano /etc/rsyslog.conf でsyslogのログレベルをnoneから2に変更、messageログ等、当方に不要なログはカットしました。
修理後24時間運用で3日以上経過していますが今の所、問題無く稼働しています。
(USB接続機器:DV4Mini 及びDVMEGAーUSB)
2018.09.12 21:12
| 固定リンク
| PC/自宅サーバ関係
OrangePiをArmbianに
2018.09.09
OrangePi PCのOSをArmbianに変更しました。
Debian又はRaspbianを使用していましたが一部VoIP系ソフトでDebianはOK、RaspbianはNG 又その逆もあり不便でした。
Armbianに変更にて当局が使用するVoIP系ソフトは全て動作するようになりました。
OrangePi PCは内蔵WiFiが有りませんので手持ちのWiFiドングルPLANEX GW-USNano2を使用、問題無く認識しました。
Debianでは GW-USNano2を認識しないので細工をして無理矢理動作せていましたが今回は楽でした。
動作確認したVoIP系ソフトは以下です
・BlueDv for Linux ver.9488
・DV4Mini.exe 2017/10-07版
・AMBEserver(ThumbDV)
・DstaRepeator-20151012/ircDDBgateway-20151116
・MMDVMHost+自作HotSpot(USB接続)
・NoraGateway v0.0.8a
Apache2(php.cgi.py含む)の動作もOKでした。
OSバージョンはLinux orangepipc 3.4.113-sun8i #18 SMP PREEMPT Tue Aug 21 20:12:14 CEST 2018 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux となっています。
OSインストール設定メモは こちら です。
Debian又はRaspbianを使用していましたが一部VoIP系ソフトでDebianはOK、RaspbianはNG 又その逆もあり不便でした。
Armbianに変更にて当局が使用するVoIP系ソフトは全て動作するようになりました。
OrangePi PCは内蔵WiFiが有りませんので手持ちのWiFiドングルPLANEX GW-USNano2を使用、問題無く認識しました。
Debianでは GW-USNano2を認識しないので細工をして無理矢理動作せていましたが今回は楽でした。
動作確認したVoIP系ソフトは以下です
・BlueDv for Linux ver.9488
・DV4Mini.exe 2017/10-07版
・AMBEserver(ThumbDV)
・DstaRepeator-20151012/ircDDBgateway-20151116
・MMDVMHost+自作HotSpot(USB接続)
・NoraGateway v0.0.8a
Apache2(php.cgi.py含む)の動作もOKでした。
OSバージョンはLinux orangepipc 3.4.113-sun8i #18 SMP PREEMPT Tue Aug 21 20:12:14 CEST 2018 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux となっています。
OSインストール設定メモは こちら です。
2018.09.09 13:58
| 固定リンク
| PC/自宅サーバ関係
SDカード長寿命化対策
2017.10.14
SDカードはFlash Memoryの一種で、書き込み回数に上限があります。
RaspberryPiでswapを使用したり24時間稼動でApacheのログファイル等を頻繁に書き込んでいくと結構早い段階で寿命が来てしまう可能性があります。
特にXLXのinterlinkが切れると頻繁にログ書込みが発生します。
そこでXLX Webサーバ稼働のRaspberryPi3のSwap無効化、tmpディレクトリやログファイルをRAMDISKに置くことによりSDカード長寿命化を行いました。
ただ電源断/再起動でRAMDISKの内容が消えますので定期的にSDカードにバックアップ、シャットダウン時自動バックアップする様にしました。
DVMEGAとかDVSP2が稼働しているRaspberryPiはすでにSDカード長寿命化対策済で実績は有り、作業は難なく終わりました。
最近のSDカードはコントローラチップにより同一セルに連続書込みしないように制御されているようで、ちゃんとしたメーカのSDカードであれば相当の期間持つと思いますが気持ちの問題ですかね。
いずれにせよバックアップのSDカードは作成しておきましょう。
Raspbian Jessie PIXEL及びStretchには標準でSD Card copierが装備されており稼働中でもバックアップ可能です。又、イメージバックアップと違い容量の少ないSDカードにもバックアップも出来ます。
RaspberryPiでswapを使用したり24時間稼動でApacheのログファイル等を頻繁に書き込んでいくと結構早い段階で寿命が来てしまう可能性があります。
特にXLXのinterlinkが切れると頻繁にログ書込みが発生します。
そこでXLX Webサーバ稼働のRaspberryPi3のSwap無効化、tmpディレクトリやログファイルをRAMDISKに置くことによりSDカード長寿命化を行いました。
ただ電源断/再起動でRAMDISKの内容が消えますので定期的にSDカードにバックアップ、シャットダウン時自動バックアップする様にしました。
DVMEGAとかDVSP2が稼働しているRaspberryPiはすでにSDカード長寿命化対策済で実績は有り、作業は難なく終わりました。
最近のSDカードはコントローラチップにより同一セルに連続書込みしないように制御されているようで、ちゃんとしたメーカのSDカードであれば相当の期間持つと思いますが気持ちの問題ですかね。
いずれにせよバックアップのSDカードは作成しておきましょう。
Raspbian Jessie PIXEL及びStretchには標準でSD Card copierが装備されており稼働中でもバックアップ可能です。又、イメージバックアップと違い容量の少ないSDカードにもバックアップも出来ます。
2017.10.14 16:03
| 固定リンク
| PC/自宅サーバ関係
XLX538 StretchにUP
2017.10.09
XLX538サーバ(ホームページ/Blogサイト同時稼働)のRaspberryOSをRaspbian Jessie PIXELよりStretch(Raspbian9.1)にUPさせました。
Stretchには日本語フォントが入っていないため使用アプリによってはインストールが必要です。
BlueDV/DV4Miniはフォントインストールしないとメニュー等が正しく表示されませんでした。
sudo apt-get install fonts-ipaexfont
他にも日本語フォントは有りますがIPAexが当局の目では一番見易いと感じました。
XLXDは問題無くインストール出来、問題はありませんでした。
不都合有れば元のOSに戻します。
稼働はさせませんがBlueDV for Linux(Ver.9388)、DV4Mini、ircDDBGateway/DstarRepeatorもインストール、動作は確認済です。
DV4MF2は「DCS、DMR等のHostsファイルが参照不可、インターネットの接続を確認せよ」らしきの英語メッセージが出て立上げ不能でした。
ircDDBGateway/DstarRepeatorコンパイルで必要な Libraryの一部がapt-getで取れなかった為、wgetでダウンロード、make install実施、その後ircDDBGateway/DstarRepeatorのmake処理でエラー無く完了しました。
OSが新しくなった時、古いソースのコンパイルは要注意ですね。
cgi(perl)で動作させてるホームページの掲示板及びアクセスカウンタが動作しない事象も発生。
perl本体は標準でインストールされている様ですがStretchではさらに下記の追加インストール操作が必要でした。
( 前バージョンのJessie PIXEではインストール操作不要)
sudo apt -y install perl libcgi-pm-perl
sudo a2enmod cgid
sudo systemctl restart apache2
又、Perlバージョンの関係か?一部のcgiで実行エラーが出ましたのでエラー箇所のスクリプト修正にて対応しました。
OSをUPさせると色々な事が起りますね。
勉強にはなりますが
追記)xrf538.dip.jp / mydns のDDNS自動更新スクリプトもついでに入れました。
手順書は こちら です。
24時間運転のPCにDDNS自動更新ソフト DiCE を入れて自動更新しているのでRaspberryPiで実行しなくてもokなのですが念のためxrf538.dip.jpのみRaspberryPiでも実行させています。
Stretchには日本語フォントが入っていないため使用アプリによってはインストールが必要です。
BlueDV/DV4Miniはフォントインストールしないとメニュー等が正しく表示されませんでした。
sudo apt-get install fonts-ipaexfont
他にも日本語フォントは有りますがIPAexが当局の目では一番見易いと感じました。
XLXDは問題無くインストール出来、問題はありませんでした。
不都合有れば元のOSに戻します。
稼働はさせませんがBlueDV for Linux(Ver.9388)、DV4Mini、ircDDBGateway/DstarRepeatorもインストール、動作は確認済です。
DV4MF2は「DCS、DMR等のHostsファイルが参照不可、インターネットの接続を確認せよ」らしきの英語メッセージが出て立上げ不能でした。
ircDDBGateway/DstarRepeatorコンパイルで必要な Libraryの一部がapt-getで取れなかった為、wgetでダウンロード、make install実施、その後ircDDBGateway/DstarRepeatorのmake処理でエラー無く完了しました。
OSが新しくなった時、古いソースのコンパイルは要注意ですね。
cgi(perl)で動作させてるホームページの掲示板及びアクセスカウンタが動作しない事象も発生。
perl本体は標準でインストールされている様ですがStretchではさらに下記の追加インストール操作が必要でした。
( 前バージョンのJessie PIXEではインストール操作不要)
sudo apt -y install perl libcgi-pm-perl
sudo a2enmod cgid
sudo systemctl restart apache2
又、Perlバージョンの関係か?一部のcgiで実行エラーが出ましたのでエラー箇所のスクリプト修正にて対応しました。
OSをUPさせると色々な事が起りますね。
勉強にはなりますが
追記)xrf538.dip.jp / mydns のDDNS自動更新スクリプトもついでに入れました。
手順書は こちら です。
24時間運転のPCにDDNS自動更新ソフト DiCE を入れて自動更新しているのでRaspberryPiで実行しなくてもokなのですが念のためxrf538.dip.jpのみRaspberryPiでも実行させています。
2017.10.09 20:52
| 固定リンク
| PC/自宅サーバ関係