MMDVM Bridge試験
2020.02.27
JF2ANH局 より MMDVM_Bridge + Analog_Bridge の組合せにて AMBEサーバ を使用しないシステムでの DSTAR <--->YSF 間交信が出来たとのレポートを頂きました。

構成は、 DSTAR <--> MMDVM_Bridge <--> Analog_Bridge <===> Analog_Bridge <--> MMDVM_Bridge <--> YSF です。

DSTAR同士のモジュール間Linkの場合、MMDVM_Bridge(DVSwitch)ペアのみで、Analog_Bridge は使用しません。

Analog_Bridgeは、基本的にDVstick30/ThumbDV/DV3000基板等を使用したAMBEserverで動かしますが、PCMアナログ変換処理で動かす事も可能です。今回は、PCMアナログ変換で試験しました。

PCMアナログ変換は、AMBEserver×2を使用したものと比べ、音質的には劣ると思いますが、新たな投資は不要のメリットは大きいです。

ソフト自体のCPU負荷は軽いので、BLueDV/NoraGateway稼働中の Raspberry Pi3(OS:stretch) 上で動かしました。

不明点がいくつかありましたが、ネット情報、及び JF2ANH局 の助言により解決しました。

JF2ANH局は、MMDVM_Bridge + Analog_Bridge にて XLX098B<--->XLX098F(YSF JP NAGOYA / FCS00130-EchoLink-WIRES )接続されていますので、XLX098B に DSTARモード にて接続すれば、YSF/FCS/WIRES等ユーザと交信可能です。

当局は、YSF2DMR にて XLX538Y と YSF JP NAGOYA を接続しています。
よって今回の MMDVM_Bridge + Analog_Bridge は、XLX538G<--->YSF JP JAPAN の接続にしましたので、XLX538G に DSTARモード にて接続すれば、YSF JP JAPAN ユーザと交信可能です。
尚、試験運用中ですので停止する場合があります。

-----------------------2020/03/07 追記--------------------------------

MMDVM_Bridge + Analog_Bridge で、XLX538F<--->YSF JP NAGOYA の接続を追加しましたので、XLX538F に DSTARモード にて接続すれば、YSF JP NAGOYA ユーザと交信可能です。
これに伴い、YSF JP-NAGOYA との接続は、Pi-Star(YSFモード)<---> YSF JP-NAGOYA 運用に戻しました。よって XLX538Y は YSF/DMR 専用の単独モジュール運用となります。


2020.02.27 12:52 | 固定リンク | D-STAR/C4FM etc

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